vol.821 小次郎の剣
2026-04-13
・Kazuさんからのお便り⑦
・手の痺れ
・放浪の旅
・小次郎との出会い
・武蔵のドロドロ
・小次郎の出自
・喧嘩の流儀
・穢れの無い剣
・師の間合い
本日の動画の内容
1.降りてくる境涯と限界
語られている内容は高次の境涯から降ろされたものであり それを受け止める側(目風)には強い負荷がかかっている
エネルギーの消耗や身体的な反応(しびれ)として現れ 語りそのものが限界に近づいている
2.絶望した剣士の放浪
かつて剣の極みに触れた達人はその先にある「絶望」を知り自らの内にある問いを解決するため
救いとなる存在(沢庵のような人物)を求めて彷徨う
3.小次郎という異質な存在
小次郎は武蔵とは対照的に 名誉や執着に縛られない「飄々とした存在」であり穢れのない資質を持つ
過酷な環境で育ちながらも自然体で強さを身につけ剣にもその純粋さが表れている
4.師との出会いと“打てない間合い”
達人は小次郎の剣に可能性を見出し 接触する
「打ってこい」と剣を構えず語るその姿に対し 小次郎は打ち込むことができない
そこには“間合い”や“氣”の支配があり真の強さの一端が示される
はい えーっとね、語ってる内容がちょっと濃いんでもうエネルギーが途切れてきました。あの目風のね、エネルギーが
やっぱね きついんですよあの
古川君の境涯の結構高いところから降りて来ているから、受け止めるのにねエネルギーを入れて
もう手も痺れてきました、本当に
やばいよね
もうこれでやめます
(*終わらなかったです)
で えーっとですね前回は
その小次郎に剣を教えた剣の達人がですね、もうその人生に絶望しちゃったと。その小次郎に教える前にね
だからもうそんなことは、教えることなんか絶対しないんですよ、人に
しないしない全然しない
それまでは色々やってたんだけども、もうやんないと決めてもう放浪の旅に出てるわけよ
なんかこの、この絶望を救ってくれる人はいないかなぁ?みたいな感じで
で確か沢庵みたいな人の話しを、噂を聞いて色々うろついているわけだよ
沢庵に出会えな・・・出会わないかなぁと思って
まあ今んとこそこではまだ、あのその前に
前かどうか分かんないね、前かどうか分かんないと言われたね今
あそれをちょっと置いとけって
それは置いといてあの小次郎に出会っちゃったわけよ
でね 小次郎ってのはまた面白くて
小次郎も覚醒一歩手前なの実は
えーっとね、まあ武蔵と似てるんだよね
武蔵も覚醒一歩手前なんだけど 武蔵は その・・・ドロドロなんですよ
地位や名誉を得たいっていうのがずっとあって、それが大きいんですよ
要するに ほらイルプロラシオン出でしょ?(*イルプロラシオンではなくプロメテウス出身です)
しかもあの出エジプト派閥じゃないですか?あの奴隷から出て来て。モーゼの一派でしょうね
そっから「武蔵」になってんだから偉いことは偉いよね
でも それとは全然違って、小次郎ってのは飄々としてるんですよ
なんつうの?あの・・・
子どもの頃やっぱあの浮浪者に近いような状態だよね
ただ出は、出身は良いんだけども、良いとこの坊っちゃん的なんだけども浮浪者になっちゃって
だから まあ遊郭で遊んでたわけよ
あの遊女たちに結構モテたんですよ
背が高くて あの美形だったんだよね
だから子どもの頃からモテて、まあ だから周りから いじめられるわけよ、悪ガキから
で 喧嘩は段々 それで強くなっていくわけ
で やっぱ そのフィジカルが強かったわけ
ポテンシャルが高かったのね
だから 結局やっぱ剣も良い筋してるわけよ
で 絡まれたら、この人はねかっこ良くて、自分からは 挑まないですよ
絡まれたら、まあ 別に拒まなくないよっていうめっちゃ かっこ良い人。小次郎はね
だから モテたよ 女性にもね、めちゃめちゃモテました
だから 寝るとこ 食うに困らないですよ全然。うん そういう人だね
で あの・・・たまたま 挑まれて、まあ 強いってのは段々分かってきて
で 道端で挑まれて そのポンポンポンとやってしまう・・・やっつけた時に
その小次郎に教えた先生がそれを見てたんだよ、小次郎の剣を
で その人やっぱ 凄くて、剣筋とか見てたら、こいつはできるなとかなんか 分かるわけよ、一目で分かるわけ
すると その人は
もう絶望してて沢庵となんかを探してたんだけども
小次郎を見たら、なんだこいつは?って
私の剣と全然違う、下手だ。下手っつーか弱い
その人から見たらね?
その人から見たらまだまだ未熟だけども、なんか綺麗な剣筋してるなっていう感じ
その なんつうの?汚濁に包まれてない?っていうか
汚れてない剣をしてるんだよね
だから あれ? こいつ・・・ちょっと 教えてみたいなと思ったわけよ
で 実は教えてみたいと同時に、その小次郎の剣の太刀筋を自分も知りたいと思ったわけよ
その素直な剣
見たことない剣なんですよ、小次郎の剣ってのは
面白いよね
そこで 小次郎の先生になったの
だから小次郎の先生っていうのは
あのね小次郎ね、道場も入ってるんですよ?道場も行って あの・・・
強いからね? あの道場主が ちょっと用心棒になって とか言ってやってんだけども
そこで剣は学んでるんだけども、やっぱ 全然違うのよ、その人と
めっちゃ強いとにかく その人は
だから 最初 小次郎と立ち合って「一回あんたちょっと来てみなさい」と言われて、小次郎その喧嘩した後にね
ふと見た時にやっぱ 小次郎も分かるわけですよ。あ?この人なんだ?ってなるわけ
で「かかってきなさい」って手、両手放しで「かかってきなさい」って
何も持ってないんだよ?
で、小次郎、木刀持ってるんですよ?喧嘩したばっかだからね
木刀っつーか、まあ 木刀持ってるんだよ
だけど 打ち込めないの
何これ?と 小次郎は思うわけよ
小次郎って もう百戦錬磨ですよ
やっぱし あの 喧嘩の天才だから何も持ってない人間打てますよ、来いと言ってるんだから
だけど打てない
その間合いの凄さっていうのが分かるかなぁ?
まあ 植芝先生ぐらいだろうね、そんなんできるのはね
とその人だけだよね
はい 今日はここまで
あとがき
この話は「強さの先に何があるのか」を
静かに突きつけている
極めた者は絶望し
しかしその絶望の中でなお
“純粋なもの”に出会ったとき
再び動き出す
つまり
到達点は終わりではなく
誰と出会うかで
その意味が変わるのかもしれない
vol.822 我は幻想に過ぎない